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リレー小説
第11話
著者 : かえる さん


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ラグナスが意を決し、宝箱を開けた。
その中には、休憩室にある本と同じような本が入っていた。
「よかったー、また罠でも仕掛けられてたらどうしようかと思ったよ。」
アルルがほっとした表情で言った。
「ほんと、でも、隠し部屋の宝箱なんですし、もっといいものが入っていて欲しかったですわ。」
ルルーが不満をたらした。
「でもほんとどきどきしたぜ、まーたインキュバスと入れ替わるのはゴメンだしな。」
額の汗をぬぐいながらラグナスは言った。
いっきょに緊張のいとがゆるんだ瞬間だった。

ラグナスは、宝箱に入っている本をつかんだ。
別に何の変哲もない本である。
ラグナスは、その本を開いてみた。
すると、その本はいきなり強烈な閃光を放った。
「何だこの光は!!。」とまどうメンバー。

だんだんと光は小さくなっていく・・・。
皆は目を開けた。
しかし、そこにはラグナスの姿だけがなかった。
突然の出来事に言葉を失うメンバー。
シェゾをのぞいて…。

「ラグナスに何をした。」
マジ切れ寸前のシェゾ。
そこにはやはり、あの少年の姿があった。
「一番下にいるよ、さっきのお兄ちゃんの事でしょ?。大丈夫、何もしないよ。
でも、お兄ちゃんたちが遅かったら、ちょっと遊んじゃうかもね。」
少年は、まるでゲームでもしているかのように笑っている。
「いい加減にしやがれ!!人をおもちゃみたいに見やがって!!」
シェゾは、少年に飛びかかった。
「そんなことしても無駄だよ、早く来てね待ってるから…。」
そう言って、少年は霧のように消えていった。

「くそ!あのがき。」
シェゾは固く握られたこぶしで壁を殴った。
「ねえ、シェゾ。いったい誰と何を話してたの。」
アルルはシェゾ二聞いた。
しかしシェゾは、
「急ぐぞ、ラグナスが危ない。」
とだけ言い残し、さっさと階段を探しに言ってしまった。
その後は、ほとんど誰も喋らなかった・・・。

「あれ、ラグナス?何だ無事じゃない。」
階段を下りた階でアルルが言った言葉であった。
そこにはアルルの言うとおり、ラグナスが立っていた。
あの少年と一緒に・・・・・。


後書きもどきだよーん
どうっしたか?みなはん、なかなか小説を書くってのは難しい。
なんか分かりにくいかもしれませんが、ゴリョーショーくださいだぴょん(誤)
次ぎ書く人すみませんですだ、あー・・・よければまた書かして頂きたい候。
では、ばーははーいでござる。(誤)

PN.かえる さん
相変わらず謎だらけ。例のおちゃらけた文章を書いた人は?シェゾにしか見えない少年は?
そして…どうしてラグナスがあの少年といっしょにいるのか。ラグナスの真意は…?
もしかして、操られっちゃったの!?そしてシェゾはどんな行動に…次回以降も見逃せません!

さて、次回の走者は…現在のところ未定です。どなたか執筆していただけませんでしょうか?
もしよろしければ、メールか掲示板へ書き込んでいただければと思います。
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